2020/6/19 金曜

朝8時起床。活動開始はいつもより早め。相対主義本を引き続き読む。ただ睡眠の質が悪かったので、11時半くらいにちょっとだけ昼寝。

昼飯はモダン焼き専門店のランチ。先輩の言う通り店主の愛想がとても良かった。

少し古本屋へ。法哲学の某入門書の値段がアマゾンの中古の底値より低かったので購入。

某研究室へ。Boyd論文のレジュメ作り。あと某教授からフィルカルを借りる。目的はBPAに関する論文。

演習のために来た先輩と、そもそも道徳において実在が問題になるのかについて少し話し合う。私も先輩と同様に実在は問題になると思ってはいるが、決定的な論証ができないうえに、非実在論を採ったとしても道徳判断が収斂することがある程度保証できる以上、認識論や方法論に話をしぼった方が良いのではと奏上する。ただ内ゲバの様相を呈している感もなくはない。

その後、諸先輩・同期・某教授と雑談。

夜飯は某中華料理屋。

帰り道は某先輩と途中まで一緒になる。フランクファート型事例について説明を乞う。同事例は自由意志の存在を担保する議論だと思っていたが、実際のところは自由意志と道徳的責任に関する話だったみたい。3年越しに理解する。

帰宅後少しだけドイツ語。

例の相対主義本を読んで寝ることにする。

明日はBoyd論文のレジュメの続きとドイツ語。あとはいくつかの書類。

2020/6/18 木曜ぼっち

朝9時起床。雨が降っている。

朝飯を食べた後、長友敬一の相対主義本のプラトンまでを読む。

昼飯。やはり雨が降っているので家で勉強することに。

倫理学は科学になれるのか』と『倫理学的に考える』を読む。ボイドの規範倫理理論構築と科学理論構築に用いられる方法論が同じだとする主張の論証と具体例がはっきりしない。規範倫理理論内の個々の道徳原理と背景理論がどこで区切られているのかが今一つつかめず。やっぱり規範倫理理論が経験的に検証・反証可だとする理由が分からない(これは蝶名林本にも書いてあったが)。伊勢田本に書いてあった、方法論自然主義や外在主義的意味論を採る限り道徳に関する不一致を説明できないという点は参考になった。

夜は某アメリカン料理屋でおなか一杯に。

英語の勉強したら寝ます。

2020/6/17 所用

朝8時に起床。ただ活動開始は10時前。これはどうにかしなければ。

今日は論文2本を入手しに大学へ。論文を手に入れた後、タリーズで『ワードマップ フェミニズム』を読了。

偶然遭遇したサークルの先輩と昼飯。明日お城に行くらしい。

帰宅しようと思ったが某先輩と道すがら遭遇し、研究室にご一緒する。

倫理学は科学になれるのか』を読む。規範倫理理論が経験的理論として反証の対象となる、という記述の意味が分からず。規範倫理理論が予測等を行うというのも不自然な気が。反証など経験的なプロセスには「反省的均衡」が用いられるようだが、この手法は経験的なプロセスだったか・・・・?ボイドは自然科学でも反省的均衡めいたことが行われていると考えているようだが、そうなると彼の考える反証や正当化はどのようなものとして考えてられているのだろうか。

夜ごはんは諸先輩方と居酒屋へ。ウツボの天ぷらが非常においしかった。

もう少しだけ勉強してから寝る。

明日は蝶名林本第4章と伊勢田本の第1章、第2章を読み終えたい。そして院試勉強。

2020/6/15 バイトとか

昨日はなぜだか寝付きが悪く、結局朝の7時まで起きていることに。そこから断続的な覚醒を何度か挟み、昼の13時半まで睡眠。

もうこの時点で今日の進捗を生むことは諦めた。

昼飯を食べ、オカーシャの『科学哲学』の科学的実在論の章を読む。「近似的に真」が要請される理由が少し明確に。

花屋のバイトへ。ほどよく忙しい。

バイト終了後、なぜだか粉ものが無性に食べたくなり、百万遍付近の粉もの屋へ。

定食を食べていると、同期と先輩が店内へ。色々話したが、気付くと先輩が目下行っている勉強会に参加することに。

帰宅。明日諸々の用事へ学校へ行かねばならぬ。

明日からBoyd論文のレジュメ作りと院試勉強を本格的に始めよう。

消化不良

フェミニズムの文献を読んでいても、メタ倫理の文献を読んでいてもふと思い悩むのだが、アウトプットに対して必要なインプットの量がやはり膨大にならざるをえない。

一応専門と自称しているメタ倫理に関して述べると、強固な非自然主義に限っても、理由の実在論との応酬・自然主義との応酬・進化論的暴露論法をはじめとした道徳的懐疑論との応酬・真理論・道徳認識論・理論間還元・その他存在論などなど、やることがたくさんある。

もちろん、やるべきことがたくさんあるというのはそれはそれでわくわくするものではあるが、途方にくれることも焦ることもある。

それで例えば真理論のテキストに手を出しては挫折したり、コーネル実在論の論文をむやみに読んでは消化不良に陥っては、を繰り返す。

私の勉強の仕方が悪いのだと言われればそれまでだし、実際にその自覚はあるのだが、いざ研究方法や勉強方法について思いをめぐらせてみても、はて明確な答えは見つからない。一貫したメソドロジーって絶対重要なんだけどなー。

どの先輩も先生方も同じような途を通ってきたのかしら。

 

 

この記事には(どの記事にもですが)特に明確なオチはないです。また明日からぼちぼち頑張ります。

2020/6/14 月曜

朝8時起床。引き続き『ワードマップ フェミニズム』を読む。ジェンダー構築主義的に捉えると、ゲイやレズビアンが矯正可能なものとして見なし得る危険が生じるという点が興味深かった。ここからフェミニズム内部の意見の対立を勉強してみると何かの訳に立つかもしれない。

定食屋で昼飯。

大学のタリーズで課題とBoyd。その後論文を2本印刷し、図書館と某研究室へ本を返却。

家へ帰ってだらだら。やはり「オドぜひ」は面白い。

急に思い立ってインドカレー屋へ。店員さんの愛想が良く、今日一日誰とも話していないことも相まって少し明るい気持ちに。

帰りに古本屋を覗く。某先輩が好きだと言っていた江國香織を2冊、あとはさくらももこ吉田修一を購入。

家に帰って読書。先ほど買ったさくらももこのエッセイと、おとといから読んでいた「グレートギャツビー」の続き。訳は村上春樹。3年くらい前に読んだときは結局何の話だったのかすら分からなかったが、今回はおぼろげながらも理解できたきがする。筋としてはメロドラマなのだろうけど、内実は「良心」めいたものについての話なのかな・・・。二次文献が読みたい。

その後少々調べもの。哲学若手研究者セミナーが昨今のコロナ事情に鑑みてオンライン開催になったようだが、こちらとしてはむしろアクセスしやすくなったのでありがたい。興味のある発表があれば聞きに行こう。

明日こそはBoydを読み終えます。

2020/6/13 ゆったり

朝8時頃起床。しかしなかなか布団からでられず、活動開始は9時前。

朝飯後にMiller本のマクダウェルの章を読み始めるも、事前知識が足りず理解できなかったので夏の集中講義辺りまで寝かせておくことにする。その後予定より早めにBoyd論文へ。

昼飯後1時間ほど「行為の理由」に関する論文を探す。ふと、Mooreに対して「価値による理由の責任転嫁説明(buck-passing argument of reason in terms of value)」を帰することは解釈上正しいかどうかに関する論文を複数見つける。Mooreが現代メタ倫理においてどのように位置付けられるかという、卒論の後にやりたい研究に関して助けになるかもしれない。ありがたい。

最寄りの喫茶店へ。『ワードマップ フェミニズム』を読む。ラディカル・フェミニズムとリベラル・フェミニズムの違いや対立点がこれまでより明確になったか。レズビアンフェミニズムの主張には少し驚き。

続けてBoyd論文を読む気力はなかったので、これまた最寄りの古本屋へ。光文社の『カラマーゾフの兄弟』全巻を800円で購う。それに加えて綿矢りさ、三浦しおん、フィッツジェラルド

帰宅した後、綿矢りさの『ひらいて』を読む。

夜飯。ドイツ語の単語の勉強を少し。トイレ掃除をし、コンビニで買ったアイスを食べ、筋トレ。

少しずつ調子が戻ってきてるか。月曜日にBoyd論文を読み終えたい。